2猫目を迎えようとして失敗編(その1:経緯)
色々と環境的に、ノリコも人も落ち着いてきたので、まとめる意味を兼ねて書き込みます。
2猫目は大人しい性格なのがいいなというのは、今もですが、必須希望項目。理由はノリコの心臓負担。見た目は普通だし、発作もないけれど、ノリコの心臓病(心臓肥大型)は無視できない事項。だから、大人しい猫が2匹静かに居るというのが、理想です。 あと、今は雌猫なので、2猫目の性別は雄猫がよいかなと。多摩川で、ノリコと同じく保護するというパターンもありですが、そうすると、健康診断から検便、血液検査、場合によっては去勢手術までの道のりがあって、なんだかそれは大変。しかも子猫となると多摩川で目に付く野良猫のは、あきらかに成猫であって子猫は(探せばいるのでしょうけど)あまり見かけない。ということからバイクで1時間弱で
片道の行程であるリトルキャッツさん(ノリコ保護時からお世話になってます)の譲渡会場で探すことにしました。と思い立ったのが今年の春なのだけど色々忙しくてやっと8月から本格的に、山梨の譲渡会場へ行けることになりました。
2猫目の第1候補 どんちゃん:3ヶ月グレー雄猫(去勢済み)
大人しそうという、見た目とかわいさに、お試しということでウチに入れました。今だから書きますが、子猫パワー全開の起きてる間は走り回る、、遊びまわるパワーに終始人もノリコも圧倒されていました。2週間の期間でしたが、最初の1週でノリコの拒否反応「シャー」の威嚇行為は減ったものの、次の週はノリコの猫パンチ炸裂。猫パンチを受けて呆然としているどんちゃん…orz。という状況が続きどんちゃんの安全が危惧されました。結局、考えた末に、ノリコの猫パンチ攻勢も治まらないこともあってお返しすることに決定。動作の俊敏さはノリコより高いが、なんといってもパワーはノリコのほうが、圧倒的でしたから。それと後半は一人遊びしているどんちゃんがちょっと可哀想に見えました。ノリコはそれほど遊ぶほうでもないし、体全体使って全力遊びのどんちゃんとは生活圏が異なるのかなと判断。
そして
2猫目の第2候補 シュウちゃん:約5ヶ月黒白ハチ割れ模様の雄猫(去勢済み)
大人しいというお話の通り、当初は、どんちゃんよりは大人しく、それほど走り回るタイプではなかったです。しかしノリコの威嚇に対しては低い声の応酬威嚇声を上げていました。これがノリコが怖かったらしく(これは後から思えばですが)よく禁止している台所に走りこんでは、そこで鳴いているという、普段にない行動を連れてきた当日からちょくちょく起こしていました(これも今にして思えばノリコの抗議行動だったのかも)
そして次の日帰宅してみれば、シュウちゃんだけ屋内におり、ノリコの姿が屋内にないという驚愕の事態に!(^^; 最初はどこかに隠れていると思い一通り探す…いない。ひょっとしてシュウちゃんとケンカして心臓関係に負担かかって倒れている?くまなく探す…いない。まさか脱走?? 帰宅した時間が遅かった為に、この時点で23時を過ぎていました。 じっくり戸締りを確認しましたが、台所を除いて異常なし、台所の窓がわずかに開いていた のでひょっとしたらということで、外から窓の桟をじっくり観察すると猫の足跡がくっきり 外向きについているではないですか! 脱走したであろう可能性は高いものの、周辺に猫の気配など絶無。
混乱する頭で、リトルキャッツのyuuさんに、ノリコが脱走したらしいことと、とにかくシュウちゃんをお返しする旨のメールを送り、この猫日記にも脱走したらしいことをコメント欄に書き込み。今後の措置や行動考えがまとまらないまま寝ました。
そして、次の日の朝。出勤直前に、家の軒下から顔を出したノリコを発見。名前を 呼ぶと奥のほうに走りこんでしまい、捕まえられず。時間はせまり、やむを得ず、後ろ髪引かれる思いで、そのまま出勤しました。(TT)
そんな日に限って忙しく、昼休みも電話で調整しつつ、Webメールで個人メールを見ると、リトルキャッツのyuuさんから、捕獲器の貸し出しの申し出と、近くに隠れているかもしれないから対処方法等細かいアドバイスを書かれたメールを受信。物凄くありがたかったです。m(_ _)m すぐにお借りしたい旨のお返事を出しました。本当にありがとうございました。
しかしながら退社して家についたのは、22時前、すぐに朝ノリコを見かけた軒先に ハンドライトとドライフード(ノリコの好きなシーバDuo)とそれを入れる紙皿を持って急行。ハンドライトで軒下を照らすと…いた!一旦ライトを消し、わざと音を立てて紙皿にフードをいれると、奥のほうから走ってくるノリコ。紙皿の中のフードを貪り食うのをしばらくみて、一息ついたところを、抱きあげて屋内に連れ込む。 そのまま風呂場に入れて閉じ込め、部屋に取って返しシュウちゃんを、キャリーに入れました(一時措置として)。そうした時に、運よくリトルキャッツのヒゲクマさん からTEL。捕捕獲機持参で近所まで 来られたとのこと。直ちに状況を説明し、シュウちゃんを引き取って頂けることになりました。 獲機は宅急便とかで、送付かなとか思っておりましたが、思いがけないヒゲクマさんの御好意に大感謝。それと、一連の動きが、偶然とはいえあまりにタイミングよくてこれも嬉しい不思議でした。リトルキャッツの皆さんには本当に感謝いたしております。ヒゲクマさんにノリコの脱走経路を説明し、シュウちゃんを引き取ってもらっ他後しばらくして時計を見ると24時近くでした。本当に公私共に長い1日に思えました。
色々な意味で、すぐに見つかって保護できてよかった。これにつきます。
(その2)編は、その後のノリコの行動とか、2猫目の受け入れ反省点などまとめる予定です。
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コメント
>台所の窓は、ノリちゃんが開けたの?
そうなんです。足跡から間違いなくノリコ
です。原因はその2でも書きますが、どうも
シュウちゃんに顔を引っ掻かれて、逃げだした
ようです。しかし普段そんなところに行った
ことがないはずなのに、わざわざ自ら窓開けて
まで脱走したのは、よっぽど嫌だったのでしょう
(^^;
しかしケージの天板さえ突破する力が
あるんですね>猫
色々な意味で驚き(^^;
投稿: FZ-A茶飲み男 | 2006/09/15 00:45
猫飼いにとって、多頭飼いはやはり楽しみの一つ。
しかも、お留守番の多いノリちゃんに良かれと迎えた2匹目だったのにね。
本当にビックリ仰天な結果だった。
台所の窓は、ノリちゃんが開けたの?
足跡か無ければ、神隠しかと思ったかも?思わんて(爆)
猫活動を始めたとき、自力で捕獲した猫2匹を別々のケージに入れて仕事に。
帰宅したら、小さいほうのケージがぶっ壊れて、天板が外れ、猫はいなかった。
換気のため、少し開けていた窓の網戸を食い破り外へ。
次の日、ちゃっかりご飯を食べに来たのには参ったよ。
まぁ、怪我した様子は無かったので良かったけど。
必死で逃げようとする猫には、常識は通じん。
とにかく、ノリちゃんが無事で戻ってきて良かった。
リトルキャッツさんのファインプレーにも助けられましたね( ̄ー ̄)
投稿: piyo | 2006/09/14 13:40