猫保護日記サイトの妄信
里親募集サイトから募集主さんの保護日記サイトへリンクされている場合が多い。しかしいつも見ていて思うのは、この人達ほんまに大丈夫かいな?(色々な面で)と思う。何より気になるのが、とにもかくにも猫が最優先(たまに室内犬がいたりするが)そしてベタベタで思い入れたっぷり過保護バリバリな保護ぶりに、お腹一杯になります(^^; 全てではないけれど。
エサやり中の野良猫については、この時期寒い中心配ですの大合唱(書いてる人もRESる人も)なんてのが少なくない。冬の寒さは野良猫だけではなく、全ての野生生物に等しく寒くて辛い環境なのであって、野良猫だけ辛いわけではない、当たり前だけど。つい先日野鳥写真保護が趣味の知人に合ったが、彼曰く「野良猫のエサやり」は「地上最低の生態系破壊活動援助者」だそうな。特に鳥類の巣、雛の猫による被害は深刻で、海沿いの町、漁港では海鳥が激減しているところがあったりするとか。
たまに「猫はペットであって野生の生物でないから」という珍妙な理由でエサやりする人もいるそうで、彼らは善意の活動だと自負しているところが手におえないらしい。その点では、全く同感で、「かわいいから」といって外猫に無制限にエサやりするのはちょっとどうかと思う。原因を突き詰めると「安易に捨てる飼い主」が諸悪の根源なのであるが、猫の繁殖能力を制限する不妊手術にしても、全ての野良猫に行き届いて出来るわけではなく、どうしても繁殖期には生まれてくる頭数は多いのだろう。里親にしても、里親募集サイトのように敷居が高ければ行き渡るとは思えない。ではどうなるのか?やはり最後は行政にツケが回ってきて猫おばさん達の大嫌いな「殺処分」に行き着くことになるのでは、ないだろうか?個人的には冬の寒さで死ぬ野良猫(外猫とも地域猫とも言う)は仕方がないと思っている。今に始まったことではなく、昔からある自然淘汰だし、体力がなくなりカラスにつつかれて死んでいく命としても、それは弱肉強食、食物連鎖の一環なのではないかと思う。そうした終末は、猫だけでなく野良犬も同じ境遇ではないか。
本当に必要なのは、生き物の飼育やそれに伴う責任、遺棄された動物の末路等を示す教育なのだろうし。飼育放棄の罰則強化や動物虐待の厳罰だろうと思う。(アメリカみたくアニマルポリスなどあればいいかも)
http://www10.ocn.ne.jp/~kabuto/index.html
上記サイトを見ていると身近な遺棄と虐待の多さに驚く。
最初の話に戻ると、自分が猫を飼い始めたら、とにかくベタベタの猫オバハン保護日記サイトとは一線を画したいと強く思う。
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