里親募集サイトに応募する
昨年の11月ぐらいから、猫を飼うべく、ボチボチ上記タイトル通りの活動をしてきました。
結果は、現在保留中(つまり進展を止めてしまった状態が(辞退後のお申し出を受けるならと仮定を
入れた場合))2件です。
そして、母数である応募した(あるいは問い合わせた)サイトないし、里親さんは10数件以上。
全般的に感じることは一つ。この手の募集方法は「一人暮らし、あるいは老人、家族でも6歳未満の子供がいる」人には非常に敷居が高いように思えてならないです。これに「猫の飼育経験未」という条件などが加わるともう絶望的なのかも知れないなと(笑)。
で、結論から書くとこの応募ってそれはそれはそれは、疲れます。以下に猫の里親募集がどのような流れなのか知らない人も読みに来ているようなのでまとめます。
ちなみ応募者の私の条件は
・独身
・不在時間 長いほう(ちょっと具体的に書くのは自宅の保安上まずいのでここでは非公開とします。)
・猫の飼育経験なし
たぶんにこういう条件でも猫を飼いたいと思う人は少なからずかと思います。
では里親募集サイトの応募フロー
1.問い合わせ
まずは里親募集サイト、に記されているメールにて問い合わせ。
この時点で、自分が一人暮らしで不在時間はこれぐらい等のことは書いて問い合わせるのですが、
大体この時点で、独身者で不在時間の長いのはお断りで、門前払いになります。私もこのパターン
が多くてかなり凹みました。無論応募時の「家族の方」とか「御家庭にお願いしたい」とか書いてる
募集主さんや、明らかに「一人暮らしの方お断り(大意)」なところは避けてます。ただ「里親さん
募集」となっているところに応募してます。無論問い合わせる先にホームページなどある場合は、
事前にそこで募集要項はチェック済、でもフタをあけてみれば「御家族形態の方のみ」
「不在時間の長い方お断り」の嵐。(TT)
回答のメール開けて内容「お断り」が連続すると、メール見るのもウンザリします。
または、やっぱ独身者は申し込んではイケナイのか・・・トカ。
2.アンケート回答又は質疑応答
で、世の中そんな門前払い食わせる人ばかりではなく、次のステップに進む場合もあります。その場合、募集主さんから応募者へ事細かに質問があります。その質問内容は
・氏名
・住所
・電話番号(携帯電話のみは不可)
・メールアドレス(フリーメールアドレスは不可)
・職業
・年齢
・未婚・既婚・家族の有無
・引越し・転勤の予定
・仕事の繁忙見込み(将来忙しくなるか?)
・猫の飼育経験の有無
・その猫を飼いたいと思った動機
・飼育者の非常時対応(つまり応募者が猫を飼えなくなった場合の猫の処置は誰がどうするか?)
・家族に反対者がいないか。又は猫アレルギーの人はいないか?
・人生観
等他etc・・・
等々多岐にかつ細部に渡ります。無論、上記の内容全てではないですけど。また、見ず知らずの応募者にあれこれ聞くのは、やむなしでしょう。しかしそんなこと聞かれても応えようがないよってな質問もあります。それでも礼を失しないようキチンと回答が人の道。
3.見学(又はお見合いという)
2を通過して、いよいよ応募者、募集主、猫さんの三者(いや2者と1頭か)の御対面です。ちなみに私はここまで到達していません。(^^;他の人の聞いた話では、応募者が募集主さん宅または猫の保護者宅へお邪魔するというパターンが一般的のようです。これは応募者が実際に猫を見ることができると同時に、募集主さんに審査(猫を譲るに相応しいか)されます。当然ですが。
4.誓約書記入
2の質問内容が文書化され誓約事項に調印です。猫の健康状態によっては、追加事項もあるかも知れません。
5.募集主のお届け(募集主による譲渡先環境審査兼)
そしてめでたく募集主さんの猫お届けです。でもこれは、募集主さんが、譲渡者の生活環境を確認・審査しにやってくる意味でもありますから、ここで「猫が住むには不適当」と判断されお話がなくなってしまう事もあるそうです。(理由が公開されない事もあるそうです。)
6.譲渡後の定期報告
そして、猫が譲渡者の自宅に入りました。定期的に募集主さんへ報告です。これは誓約書にも書かれている約定ですから違えることなりません。サボったり逃げたりすれば、募集主さんが猫を取り返しにやってくることもありえます。
でも普通は嬉しくて、しばらくは毎日ぐらい日記ぐらい書いてメールするなり、Webで公開でしょう。何も言われなくても、最低でも譲って頂いた方に季節の挨拶に乗せて御報告が普通かと。
でも何かこれって誓約書に書かれてしまうと「強制」に感じませんか?>募集主さん
いや心配なお気持ちは重々お察しします。でも厳しく期限付き報告期間指定だったりすると、書くことが思い浮かばないとか、文章の苦手な人とかは結構負担なのではないでしょうか?
もう一つ気になるのは、これって「誰の為に飼っているんだ?」とか譲受者が考えないかということ。(そこまで干渉する募集主さんは・・・いないと思いますが)近況報告って何らかのプレッシャーを感じて書くのと、自ら進んで書くのは出来上がりも違うように思います。
それと交渉継続の疲れってのもあります。特に2.の質疑応答は長い文章と(それを書く)時間がかかります。無論お互い知らないのでやむを得ないこともあります。でも誠実に答えたとしても、独身者は、結局優先度後回しだったり、条件は不利ですと言われて最後は断られてしまう・・・。
これが見えて来て途中で空しくなって辞退したケースもあります。>私
私信
2月末までに現在保留中の募集主さんには、今後どうしたいかは、回答します。なんというか悩みます。もうこの手の募集は2度と応募しないという結論もありえるかも知れません。
| 固定リンク
最近のコメント